徹底解説プロポリスガイドブック

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鉄分とプロポリス

プロポリスのサプリメントを活用して、疲れをとろうと考えている方、疲労回復に取り組もうと考えている方もいらっしゃると思います。
しかし、プロポリスを摂取したからといって、必ずしもそれらの症状が改善される訳ではありません。

プロポリスで摂取できる栄養素以外が不足して、疲れや免疫力の低下が発生している場合もあります。
疲れをはじめとする不定愁訴を改善するには、サプリの摂取以外でも対策を講じる必要があるといえるでしょう。

例えば、疲れやすく身体がダルイ、倦怠感がある・集中力が低下している・イライラや不安感がある・食欲がない・少し身体を動かしただけで動悸や息切れがする・便秘や下痢をしやすい・顔色が悪いなどの症状が鉄不足が原因になっている可能性があります。
体内の鉄が不足することで、これらの症状が引き起こされることがあるのです。
鉄分をしっかりと補給すればこれらの症状を改善できるでしょう。

鉄の主な働きとしては、赤血球の材料になるというものが挙げられます。
これによって、細胞に酸素を運ぶ役割を果たしてくれます。
また、このほかにも粘膜や肌、骨の生成と代謝をサポートしたり、コラーゲンの合成を促してくれるという美容効果も期待できます。
血管を健康にしたり、血行を促進したり、それによって冷え性を改善したり。
白血球の働きを活性化させて免疫力を高めることもできます。
さらに、神経伝達物質の合成を手助けして、イライラや不安感、倦怠感を解消する働きも期待できます。

一日に摂取したい鉄分の量は約15mg。
女性なら約12mgが必要とされています。
鉄分は吸収率が低いので、せっかく食事でとっても一部は体内で利用されないまま体外へ排出されることも!
その為、最低でも12~15mgを摂取するよう心がけましょう。

鉄分の吸収を妨げる要因として、お茶のとりすぎが挙げられます。
玄米の外皮に含まれるフィチン酸という成分や、緑茶・コーヒー・紅茶などに含まれるタンニンという成分が鉄の吸収を妨げます。
このほかにも、睡眠不足にも気をつけましょう。
夜更かしをすると、脳が休む暇なく働くので、神経伝達物質を大量につくることになり、それによって鉄が沢山消費されてしまうのです。

食事から摂取した鉄分を有効するには、睡眠はしっかりとるようにしましょう。

もちろん、プロポリスにも鉄分は含まれますが、十分な量とはいえません。
それ以外にも食材から摂取していきましょう。
牛肉・豚肉・レバーなどに含まれるヘム鉄や、豆腐・小松菜などに含まれる非ヘム鉄の両方をバランスよく摂りましょう。

ちなみに、吸収率が高いといわれているのはヘム鉄です。
タンニンの影響を受けることもありません。